JoeTune

目次

JoeTuneとは

プラグインを導入することで機能を追加していく常駐ソフトです。
プラグインを追加していくことで、1つのプロセスで複数の機能を実行させることが可能になり、使用プロセス数の節約になります。

ダウンロード

JoeTune ver.1.4.0 (2008/08/11)

[公開停止]


JoeTune ver.1.4.1(exeのみ) (2008/08/12)

上記のver1.4.0に上書きして使用してください。
[公開停止]

インストール

  • cabファイルの場合

JoeTune.cabをダウンロードした場合、cabファイルを直接実行して本体にインストールしてください。「\Program Files\JoeTune」フォルダの中にJoeTune.exeファイルやJoeTuneSettings.exeファイルなどがインストールされます。

  • zipファイルの場合

JoeTune.zipをダウンロードした場合、zipファイルを解凍し、できたフォルダを任意の場所に移動してください。これでインストールは完了です。(ここでは、「\Program Files\JoeTune」に移動したとして話を進めていきます。)

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実行

  • 実行方法

JoeTuneを実行する前に、プラグイン(dll)を用意する必要があります。
プラグインは、JoeTuneがインストールされているフォルダに「Plugins」フォルダを作成し、その中に入れてください(「\Program Files\JoeTune\Plugins」フォルダ)。
プラグインが用意できたら、JoeTune.exeを実行できます。


インストールフォルダにあるJoeTune.exeを起動すると常駐します。
常駐している状態でもう一度JoeTune.exeを起動すると終了します。
ソフトリセットなどでデバイスを再起動した時にも常駐させたい場合は、下記の方法で再起動時にJoeTune.exeを起動させるようにしてください。

  • キーフック*1するソフトが他になく、ジャーナルフックするプラグインを導入しない場合

キーフックするソフトがJoeTune以外になく、ジャーナルフックするプラグインを導入しない場合は、そのままスタートアップに登録してください。
スタートアップに登録するには、JoeTune.exeへのショートカットを「\Windows\スタートアップ」フォルダに作成します。

  • キーフックするソフトが他にあるか、ジャーナルフックするプラグインを導入する場合

キーフックするソフトがJoeTune以外にあるか、ジャーナルフックをするプラグインを導入する場合は、ホーミン氏作のMultiKeyHook*2を導入する必要があります。
MultiKeyHookは、Windows Mobileではキーフックが1つだけしか有効にならないという制限を抜け、多重キーフックができるようにし、ジャーナルフックもできるようにするためのソフトです。


ここでは、MultiKeyHookの導入方法を簡単に書いておきます。
multikeyhook.zipを解凍すると、中にmultikeyhook.cplという名前のファイルがあるので、これを「\Windows」フォルダの中にコピーします。
その後、「スタート」ボタンから「設定」を選択し、「システム」タブの「Multi Key Hook」アイコンを選択します。(アイコンが表示されていない場合はソフトリセットしてみてください。)
出てきたウィンドウの「Enable Multi-level Key Hook」チェックボックスをオンにして、MultiKeyHook自体を有効にします。そして「Add」ボタンを押して、「\Program Files\JoeTune\JoeTune.exe」を選択してください。その後、OKボタンを押すとMultiKeyHookの導入完了となりますが、念のためソフトリセットしてください。
再起動時に、先ほど指定したJoeTune.exeが実行されるようになります。

プラグイン

JoeTuneには、本体のバージョンとは別に、プラグイン仕様バージョンというものが存在します。
JoeTuneが対応しているプラグイン仕様バージョンで動くプラグインのみがプラグインとして読み込まれます。


JoeTuneのプラグイン仕様バージョンは「ver1.3.2」のように表記され、数値の部分は左から順に、「メジャーバージョン」、「マイナーバージョン」、「ビルドナンバー」を表します。
メジャーバージョン、マイナーバージョンのバージョンアップでは下位互換性は保たれませんが、ビルドナンバーのバージョンアップでは下位互換性は保たれます。
簡単な例を下記に示します。


A=JoeTune側プラグイン仕様バージョン
B=プラグインプラグイン仕様バージョン

  • Aが「ver1.3.2」でBが「ver0.3.2」の場合、読み込み不可
  • Aが「ver1.3.2」でBが「ver1.2.2」の場合、読み込み不可
  • Aが「ver1.3.2」でBが「ver1.3.1」の場合、読み込み可
  • Aが「ver1.3.2」でBが「ver1.3.3」の場合、読み込み不可


現在、シアノンが存在を確認したプラグインをリストにしておきます。

プラグイン バージョン プラグイン仕様バージョン 勝手に簡易説明
JTAction 1.2.0 1.2.0 W-ZERO3シリーズのアクションキー長押しでコンテキストメニュー表示
JTEraseRF 1.2.0 1.2.0 W-ZERO3シリーズのパケット通信中に表示される[PT]アイコンを剥ぎ取る
JTLPChgExec 0.02 1.2.1 縦画面/横画面切り替え時に任意のアプリを起動
JTPhoneBT 1.01 1.2.0 Willcom03で通話状態になったときBluetoothがOffの場合にDiscoverableモードでonにする
JTSuspend 1.00 1.2 Use10keyからキーロック部分のみを取り出し、オプション固定、若干の拡張をおこなったもの


この他にプラグインを見つけた方は、最新のJoeTune更新のページにコメント頂けるとありがたいです。


プラグインの一覧をこちらのページでまとめてくださっています。
ありがとうございます。


プラグインを作ってくださっている方のウェブページを見つけました。ありがとうございます。
http://www6.ocn.ne.jp/~yta/index.html

*1:キーフック: Windowsが提供する(隠し)APIで、どのキーを押した、または離したのかという事が分かるようになるものです。対象のexeがキーフックを使用しているか確認するには、ホーミン氏作のcheckkeyhookappを使用してください

*2:MultiKeyHook: 掲載当時のバージョンは Multi Key Hook V0.02'U