JoeTuneプラグイン仕様書 ver1.1.0

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JoeTuneプラグイン仕様書 ver1.1.0
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プラグイン仕様ver1.0.0との違いを書いておきます。


必須エクスポート関数にJTEvent_PermitSpecVersionを追加しました。

・DWORD JTEvent_PermitSpecVersion()

 *内容

  この関数は、どのプラグイン仕様バージョンに対応したプラグインかを確認するために一番始めに呼ばれます。

 *戻り値

  下記のマクロに、対応するプラグイン仕様バージョンを入力して作成されるDWORDの値を返してください。

  #define MAKEVERSION(a, b, c, d) ( (DWORD)( ( (BYTE)(a) ) << 24 | \

   ( (BYTE)(b) ) << 16 | ( (BYTE)(c) ) << 8 | ( (BYTE)(d) ) ) )

  上記のマクロの"a","b","c"にはそれぞれ、メジャーバージョン、マイナーバージョン、ビルドナンバーを入れてください。例えば、プラグイン仕様バージョンが1.0.2の場合、1がメジャーバージョン、0がマイナーバージョン、2がビルドナンバーです。

  "d"は、リビジョンとして定義していますが、現在使用していないので0を指定してください。


必須エクスポート関数のJTEvent_Run関数を削除しました。

プラグイン内でメインループを回したい場合は、JTEvent_Init関数の中でCreateThreadを使用するなどしてください。


選択エクスポート関数のJTEvent_KeyHookProcの仕様を変更しました。

以前までは、引数にKBDLLHOOKSTRUCT構造体がありましたが、今バージョンから、BOOL keyDown、BYTE vkCode、BYTE scanCodeに変更しました。

keyDownには、キーが押された場合はTRUE、離された場合にはFALSEが入っています。

vkCodeには、仮想キーコードが入っています。

scanCodeには、スキャンコードが入っています。


選択エクスポート関数にJTEvent_KeyboardProcを追加しました。

・void JTEvent_KeyboardProc(BOOL keyDown, BYTE vkCode, BYTE scanCode)

 *内容

  キーを押して、または離してから、実際に発行された後に呼ばれます。

  JTEvent_KeyHookProc関数とJTEvent_KeyboardProc関数は似ていますが、それぞれ使用する内容によって使い分けてください。


以上、簡単に書いただけなので、詳しくは仕様書を読んでください。


今回もサンプルとしてJTActionのソースを置いておきます。


JTAction ver1.1.0 ソース
[追記]2008/7/23 14:15頃
JTAction ver1.0.0のソースがダウンロードされてしまっていたので、リンクを修正しました。

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